本研究は、大学・短大・専門学校等の第三段階教育を中心に、教育界と職業・産業界の対話による複眼的質保証システムの構築に向けて、インターンシップや資格実習など、学術と職業の場を往還する職業統合的学習(WIL)による、往還的コンピテンシー形成に注目する。ISCED5・6の複数専門分野で、①教育の方法:職業統合的学習の実態や評価尺度を探究、②教育の目的:学修成果と職業的コンピテンシーとのチューニング、卒業生調査によるその実態把握、③教育の統制:内部・外部のステークホルダーの教育参画・ガバナンスを検討する。④学修成果に基づく質保証ツールとしての学位・資格枠組みと、その日本への適用可能性を探究する。
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東京規約とNIC、資格枠組みの国際的動向 > KAKEN